魅力的なヴィランなのにヴィランとしての魅力を語れなくて勿体ない

善意の人物であり実際に善意で偉大なことなした人。
彼の偉大さを測る物差しがなかったが故に彼自身が価値観の物差しになってしまいそれが歪んだことに自分でも気付けずに自分が測った"善意"で暴走する。
だからこそ自分が100%の善意で動く完璧な正義だと疑わないので説得も出来ずに他者の非を本人の主観で一方的に責め立てるヴィランとなってしまう。
そういう善性と結果の乖離がすごく魅力的なのに語れなくてもったいないよなあ

ぶっちゃけこの人までヴィラン扱いすると登場人物全員ヴィランみたいな地獄が顕現してしまうのがまた…
少なくともクッキー踏んでるカスはヴィラン

可哀想な人だけど暴走することがわかった上で最後の一線を自分の意思で越えてるのがヴィランとして好き

この映画観てヴィランってのはちゃんとした真っ当な正義のヒーロー／ヒロインが居てこそ成り立つんだなってよくわかった

世界観の構築ミスったのがかなり痛手になってる
イベリア半島の祖国を滅ぼされた過去から「願いを傷つけさせない」価値観を形成してる設定があるせいで
「豊かな国ロサス」って情報だけじゃなくて
「外の世界では願いどころか命が踏み躙られる世界」って文脈も付与されてしまった
そのせいで「願いの徴収」という行為のヴィラン性よりも「国民に平和で豊かな暮らしを提供している」実績が重く見えて
和解ではなく打倒される結末に納得しない観客が出てきてしまった

このお方はヴィランじゃない定期。

公式がヴィランと言っているのでヴィランで間違いはないが、観客がヴィランとして見るためのベースがふわふわしてしまった感じ。

>>2

歌と踊りでコミカルに演出してるけど、城の鶏小屋の大量の鶏に知性付与したのもね…

大量に小屋で飼われてるなら普通に考えて食用だよね

採卵だってよほどの拘りがなければ卵採れなくなれば肉になるし

仲間に城の厨房係がいるのに咎めないのも王に雇用されていながら城の食糧を守る職責を果たす気は全くないみたいでエグイ

>>5

故郷がイベリア半島ってことでちょっと歴史の知識あれば思い浮かぶのはレコンキスタだしな

ロサスの外は平和と安易に信じられる設定じゃないから多少ヴィランみがあっても偉大な魔法使いの王は国防に必要性が高くなる、排除してハッピーエンドってほど単純な悪役にはならないんだよな

建国前の説明でも差し出された願いを傷つけさせないように悪から守っているって言われてるし
そもそも力で守らないと弱者の願いは砕かれる世界なんだよね…

>>5

どうにかしてマグ王の実績を減らそうと劇中の描写を無視して

「昔は悪党によって国が滅んだりもしてけども今は世界中平和そのものでロサスは特別じゃない」ってすると

今度はロサス国民が「平和な時代なのに故郷を捨てて自分で努力することを放棄して願いを丸投げしたやつら」ってさらに印象が悪化するっていう雁字搦めな状態っていう

闇堕ちヴィランとしての造形はよく出来ていたけど、じゃあ相対する主人公や他キャラの造形が出来ていたかと言えば、なのがね。
ヴィランは主人公として対をなして初めて100％輝く存在なのに。

小籔とかほんこんとか緩い独裁がいいとか言っているし有能による独裁いいね

これについては福山雅治も困惑してたよな…
行き過ぎた正義感が生み出した悲劇の王とマグニフィコにめちゃくちゃ同情してた

この記事読んだ感じ、マグニフィコが暴走したのは「あの痛み（願いが壊された痛み）を再び味わいたくない」が理由みたいだけどね

Wish Interview: Jennifer Lee On The Movie's North Star & Magnifico's MotivationJennifer Lee talks Magnifico & This Wish.screenrant.com

x.gd

"I did say that, didn't I?" said Magnifico. For a moment, he almost seemed ashamed. He looked down at the wishes and then back to Asha and sighed. "I should thank you, Asha," said the king. "If you hadn't challenged me, I would still think I needed everyone's trust and that the closest I could get to happiness was being near their wishes. I never would have realized that I could just take what I wanted for myself!" The king cackled maniacally as he looked down at the crowd. His reflection grew larger and even more hateful. " That's right. I don't need any of you anymore!"
「私がそんなこと言ったのか？」とマグニフィコは言った。一瞬、彼はほとんど恥じているように見えた。彼は願いを見下ろし、そしてアーシャを見てため息をついた。「貴様に感謝しなければならんな、アーシャ」と王は言った。「貴様が私に楯突いたりしなければ、私はまだみんなの信頼が必要で、彼らの願いのそばにいることが幸福に最も近づけると思っていた。欲しいものは自分で手に入れればいいと気づかないままだった！」王は群衆を見下ろしながら狂気じみた甲高い笑い声をあげた。彼の反射像はますます大きくなり、憎々しいものになった。「その通りだ！もはやお前たちなど必要ない！」

英語版小説の一部分
禁書堕ちしたあとのシーンなんだけど、ここ読むと「誰も自分を信用して願いを捧げたわけではなかった」のが悲しかったから禁書に飲まれたのかなって思ってしまう

ヴィランになってしまった可哀想な人って感じ
追い詰められて一か八かにかけて暴走してしまったから情状酌量の余地があるしそこまで追い込んだのは何なのって言われたら過去のトラウマと主人公陣営だから見ててどうにかならんかったのか……ってなっちゃったわ

暴走した原因の大部分を主人公側が占めててあんまり好感を持てないことと結末を除けば哀しき悪役とも思えなくはないんだよね
王様が暴走したのを反省して～みたいなエンドならまだ納得できた

元々王妃が真のヴィランだったのを急遽変更して善王をヴィランにしたらしいけど
根っこはそのままで役割だけ入れ替えたのでおかしなことになってしまったんだろうか
王様は悪というより善人が追い詰められた果てに博打に負けた人みたいだし、
王妃は裏切りの印象が強くて得体のしれない不気味な邪悪さが漂う人になっちゃってるし
主人公は無味無臭の無知な子供のままで成長も何もしないまま終わるし

>>19

ヴィラン変更かあ……

それやってヒットしたアナ雪の成功体験を引きずってる感じするねえ

>>20

ヒットしたの歌とグラフィックのおかげでストーリーの評価はあまり高くなかったのになんで成功体験にしちゃったのか

>>21

売れたのは事実だから体験にしちゃうのは仕方ないのよ

なぜ何が売れたのかをちゃんと掴まなかったのが事故のもとって感じ

>>9

> ロサスの外は平和と安易に信じられる設定じゃないから

うーん、ダリア小説見るとアマヤ王妃は子供の頃から恵まれた環境にいたみたいだし、ロサス国民もロサスほど豊かな国の出身ではないけど富裕層ぽいのがなあ。ロサスの中で辛い過去持ちなのマグニフィコしかいないような印象

>>19

元CCOが「人々の願いにフォーカスした作品ですが、CCOとしての経験やフィロソフィーを反映した作品になったと思っています」って言ってるからなあ

ちなみにドキュメンタリー曰く、最初はガチな悪人だったけど「明らかに悪いやつに願い渡さないよね？」→「善人風にして闇堕ち（作中でヴィランになる）するキャラにしよう！」と紆余曲折を経てできたのがマグニフィコ

小説版は知らんけど映画だと誰かが
「王の庇護を失っても良いから自分で願いを叶えたい」
と考えるだけで崩壊に向かうからなあ
スターがなくてそれを抑えられてもそうやって誰かが自分の体制を否定すること自体マグニフィコにとっては蟻の一穴になっちゃう状態。
そして数が集まって想いを束ねればスター&禁書バフ付きのマグニフィコも止められるのは映画の通り

マグニフィコ自身も意図した所ではなかったとはいえ願いを忘れる事でそれに対する想いの大きさも忘れてしまっているからこれまでは起こっていなかったけど。
マグニフィコが恣意的に願いを選別してるのも国民の想いとの乖離が出てきてるし、加齢でマグニフィコの力が弱る可能性とか、後継者探してるけどマグニフィコが求めるのは自分と全く同じ考えを持つ人だろうから難しいのもある。
正直アーシャはきっかけであってあまり遠からず崩壊したんじゃないか？ロサス

>>13

アーシャ筆頭にロサス民が「有能による独裁」の対極にあるような「衆愚の極み」だからより説得力が増すんだ

>>25

捧げる願いはどんなものでも問題ないから自分で努力したいって思ってる国民は本命の願いをそもそも捧げないんじゃない？

願いの提出は儀式の場で「提出者が思い浮かべた願い」を「マグニフィコが実体化させる」って手順を踏むのが描写されてる上に本人の意図したものと別の願いが捧げられたって要素もないし(提出しようとした願いと別の願いが捧げられた場合は記憶が残るのでその場で発覚する)

やっぱり語れなかったな

>>27

"願い"という言葉は本人が1番大切にしているもの意外に使われてないよ

・マグニフィコも願いとは幸せそのものだと歌っている

・小さな望みも願い扱いするのであればアーシャの「願いがまだない」もおかしい

・登場人物で1番大切な想い以外を預けてる人なんていない

辺りを見ても1番以外を願い扱いするのは無理筋

下手にフォローすると自分の矮小さが透けて見られるように思われそう…

なんというか
ヴィランにだってヴィランになるなりの理由があるんだヨ路線と
圧政反対自由最高路線と
安易な現実ベースのファンタジー路線の
3つが見事に正面衝突して
どれかの要素が他のどれかの足引っ張る三竦みみたいになってしまってるよな

>>29

別に一番の願いじゃなくても叶ったら幸せになれるものだろうし、

一番下は願いのイメージだけじゃそれが一番の願いだったのか判別できるほど情報なくない？

>>25

そもそも願いの提出が義務や強制って描写がないなら、自力で願いをかなえることと王の庇護を失うことは=にならないような

王の思想や目的からしても自力で叶えるつもりの願いを無理に徴収する意味はないし

>>2

クッキー踏んでるのはヴィランというか頭が足りないアレな子って印象

あれをヴィランにしたら他のヴィランに失礼になるレベルだと思う

>>25

ワンオペと専制君主制故に変化に時間がかかるのはあるだろうね

ただまぁ一代で革命は早すぎる…相手建国の父やぞ

>>29

序盤の議論の時点でマグ王は自分では叶えられない願いを捧げられてるって主張があってガイド中のアーシャですら心の重荷を取り除いてるって認識なんだから自分で努力したい願いと叶えられずに忘れたい願いって別じゃね

本人が忘れたい願いよりも一番大事な願いを優先させなければならないような制約あったらサイモン大量発生してそうなのに国民活力に溢れてるし

>>29

すまんが「願い」がその人にとって一番大事なことだとすると、少なくとも50歳以上の時に捧げたと思われるサバの願いは家族の安寧や幸福でなく「若者を感動させたい」になるけどそれでいいんか？になるんよ

>>24

更に言うと「国民みんなが王の本性に気付かない中主人公だけが王の真実()を暴く」ってストーリーにしたかったから王を善王にしたらしい

まあ本当に善良な王のトラウマを刺激して発狂したその姿を本性だと決めつけて断罪するという胸糞ものなんだけどな

圧倒的に同情が勝つ

「でもマグ王も悪いんですよ」と視聴者側が何とかしてヴィランに仕上げようとしなきゃならん時点でもう厳しいと言うか、
マグ王の追い落としにどんな大義を見出そうとしても設定・脚本・構成の全てが雑すぎるせいで絶対に無理が出るんだわ

ところで主人公が介入しなかった場合はそれぞれどんな未来が待ち受けてるんです？
皆死んじゃうとか？

>>35

しかも後継者募集してる真っ最中

放っておいても王は引退するし王座継げば権力を振るって一瞬で国政変えれるんだよなぁ…

>>38

ボンクラデスゲーム主催者みたいな言い分……

物語における悪役ではあったとしても悪人ではないからなマグ王
作品タイトルのWish＝願い、願望を叶えようと頑張ってたのマグ王だけだし
他はDeire＝欲望じゃねって感じが

ヒーロー側が真っ当な大義名分用意できずに革命エンド
優し過ぎる性格（誰に対しても優しいとは言っていない）慈悲はない
実写白雪姫もそうなる予感

>>45

白雪姫は女王の国が荒れまくってるし本人は王女だしで直接革命したとしてもよっぽどの設定改変がない限り正当性自体はあるよ

ウィッシュの説得力のなさが異常なだけ

正当性の話をすると主人公がアーシャである必要性すらなくなるからなウィッシュ
スターが落ちてさえ来ればマグニフィコの禁書落ちは発生するんで、究極誰でも良い

本人の性質は間違いなく善なのに、認識のすれ違いとか色々積み重なって歪んでいった哀しき男

…っていうふうになるヴィラン要素の種はあったのになんかもっと歪んでる奴らに絡まれた結果
ヴィランとして開花する前にこの世から退場させられちゃったって感じで本当惜しい

アイスやキャンディが欲しいみたいな願いを捧げないように18歳でって決めたらしいがそれにしては出てきた願いも大概な気がする
空を飛びたいはまだしも船で海に乗り出したいとか山登りたいとかさあ挙句にアーシャの母親の願いが輝くような娘の姿が見たいって王に願うことじゃねえだろって
リアル基準の13世紀なら確かに好きに遠くへ行けないとか納得は行くけどロサス以外も平和だから王の功績大したことないんじゃないんですかねえ

>>21

いやアナ雪は普通にストーリーも良い方だと思うよ…

本筋はもちろん、細かいところだってこの前の金ローでも「これってこういうことだよね！」「ここいいよね！」みたいなツイートがXに溢れてたし、ストーリー性のみでの大ヒットではないのは確かとはいえあの映画の根幹がヴィランの在り方を考えた結果なら成功経験と言ってもいいくらい面白かった

個人的にマグニフィコ及びウィッシュはむしろアナ雪の時と同じ思考をしてみろよってなるような仕上がりだったのが問題だと思ってる

>>49

ロサスで生まれたならともかく移民一世達は、困窮時の一番の願いがあれなヤバい奴or願いを叶えるだけに移住してきたヤバい奴になるからな

願いは一番のものを徴収式→ロサス移民はヤバい奴

願いは一番でなくても良いし完全任意→ロサス国民は恩知らず

だからどう足掻いてもロサス民がヤバい奴らなのは変わらん

話の出来が良いというより粗があっても共感できる魅力があるってことじゃないかなアナ雪は

ウィッシュは大なり小なり共感できるのがよりによってマグ王だけな上に根本的な粗も酷いという

>>41

アーシャが面接しなかったり、星が落ちてこなかったりした場合、マグニフィコのトラウマが刺激されて禁書を使う事態にはならないでマグニフィコの統治は変わることなく、願いを叶えられない人はいても皆それなりに裕福で平和な人生を送るだろう。その人生に満足いくかは人それぞれだろうが不幸だというには贅沢だ

ウィッシュは無駄に修羅な背景設定があるせいで
理想郷を作ってるマグニフィコ(しかも願いを限定的に叶える)の偉大さが凄すぎてね
こんなのが歴史にいたらアレクサンダー、チンギスハンに並ぶ伝説の覇王だろ
下手にリアルな世界に近づけんなよ

>>54

王に悪意のあるなしに関わらず願いが叶う確率や叶えられない人がいるを除いて願いを捧げるシステムに目に見えて分かる明らかな問題点が必要だったよね

元気なのは若者だけとか願いを捧げてから時間が経てば経つほど大人は荒んでいくとかせめて叶ってる数に疑問持つとか

以上でてるの友人の一人だけって説得力のなさよ

ウィッシュのあらすじって
叶えられない持っていても苦しいような願いなら預かっておくね。できるだけ叶えてあげるけど全員は無理だよ。ってシステムの願望器に願い差し出していた人間の家族が叶えられないなら返せってした結果、願望器が暴走し願いを破壊しだしたので封印しました。おしまい。って話だから寓話的ではある。
で、この話に悪役っている？という話でもある。

>>57

その願望器が預かった願いをたまに叶えるだけじゃなく

中世に平和で裕福な国を作って福祉なども行き届いた暮らしができるという

多くの人が持つだろう願いを小国とはいえ国家規模で叶えてたので、

それをぶっ壊した側が悪役かな…

>>54

その願いを叶えられない人にしても王に捧げた願いが叶えられないってだけだしなあ

平和で裕福で基本的欲求が満たされた安全な暮らしを送れるし、

アーシャ家への援助が特別扱いでないなら母子家庭など恵まれない家庭への援助もあるかも

安心して願いのために努力できるってだけでも自力で願いを叶えられる確率は高そう

時代や王の過去考えても外じゃそれが叶わない夢ってことが多いだろうし

作中で「願いって変わるよね」とか言っちゃってるからな。
願う力そのものを奪われているわけではないのが。
差し出した願いを忘れるだけで、もう一度同じ願いを思いつく可能性もあるってことだし。

アーシャって色んな意味で一番敵に回したくないわ
話し合いとか通じないタイプだしマグ王への発言がブーメラン過ぎる
あとアーシャ友人が締めに「ほら見ろ顔の良い奴は信用出来ねえ、だから俺はお前らと一緒にいるのさ！！」みたいな発言しててドン引きした
いやそれこそ差別も甚だしいが…子供向け映画だよなコレ？

>>61

子供も対象の作品で優しすぎるのが欠点でお出しされた主人公です

尚、初期はレジスタンス設定があったり活・動家の中の人の意見も参考にしたとかなんとかなのでお察し案件

ウィッシュの感想でマグニフィコの政治は思想統制だって感想が出てくるの今までピンと来てなかったんだけどこのスレ見て理解できた
差し出す願いの内容は差し出す本人が選べる事を知らないor選べないと勘違いしている人の感想だったんだな

思想統制にしては願い捧げてる国民が王の力疑ったり王に協力してない時点でどういうことなんですかねえ

ぶっちゃけマグ王が思想統制してたらアーシャはそもそも裏切らないし国民も賛同しない(あり得るとしたらスターの力での変心だがそれはそれで洗脳の一種)だろうから無理筋じゃねとは思う

逆にそういうことしてない自由の国だからこそマグ王は追い落とされたんだろうし

製作途中で王妃から王にヴィラン役変更した歪みを修正しないまま出したからその余波を全力で食らってしまった

映画って何度か身内だけで試写して手直ししていくものらしいけど、何でこの歪さを誰も指摘しないまま完成品として出したのか。

>>67

あくまで妄想だけどパッと思いつく限り

・百周年記念作という〆切

・膨らみ過ぎた予算

・トップダウンによる修正ゆえに誰も指摘できない可能性

とかかな？

>>61

絵にかいたようなルッキズムだね

ルッキズムは別に美醜に関係なく見た目で決めつけることだから間違いない

アーシャって自分が直接被害を受けたわけでなくても
自分が『敵』認定した相手には何をしてもいいって考えることが出来てしまうし
自分の中で都合よく変換された『事実』を叫んで全力でネガキャンするっていう
一番力を持ってはいけないタイプの人種だと思う

ついでに思想統制って言ってる人たちは、なんか因果関係逆転しとらんか？になるんよ

「願いを叶える魔法使い」→「願いを叶える王様」だから、そもそも意図してやってねえんだよな

システムそのものも年齢と月一制限つけただけどしか思えないし

初手から邪悪とするなら、じゃあ、建国前から側にいた王妃は……？になる

>>63

>>69　>>61

醜いから差別するのも美しいから差別するのもどっちも同じなんだよね

為政者がイケメンなのが問題ではなく、能力がなかったり人格に多大な問題があったりと政治を任せられない人間をイケメンだという理由で支持することが問題なのに、有能な為政者をイケメン叩きしたらそれはもうイケメン差別でしかない

>>63>>64

願いで思想統制するなら「音楽家になりたい」という願いは王に叶えてもらうことでしか成就せず、自力で修練して音楽家になるのは禁止されているとかもっと制限つけないとな

別にサバみたいに願い捧げなくても平和で裕福だから安心して音楽の修練に打ち込んだり授業料や楽器の購入費を貯めることで音楽家になりやすい環境が用意されてるんだし

国にとって都合が悪いことをしたいならそもそもこんな国行くなよって話だしな
そもそも革命を起こしたいなんて願いは基本ない訳で生活を豊かにしたいって願いの結果が革命なんだよな、思想統制云々もそんな願いが出てこない以上たらればにしかならない
相対的にもっと素晴らしい国があってそれでも今のルールを守る為に〜とか悪役らしいイベントが足らん

>>64

思想統制なら「亡くなった妻を思い出して辛いから」というふざけた理由で歌を禁止した上に地上に憧れる娘が大切にしていたコレクションを粉々にしたマグニフィコ王以上の暴君がいましてね！トリトンっていうんですけど！

願いは願いでも製作陣が想定してそうなのって「子どもの頃の夢」みたいな雰囲気なんだよな
それなら現状のままでも邪悪さがわかりやすいんだけども

マグニフィコは悪人とするには結構立派な理想持ってたり同情されるような可哀想な過去があったり
単なる悪ってよりもう一つの正義的な描かれ方なんだよな

腐人気が云々言ってるのたまに見るけど
マグニフィコが婦人（アマヤが男)だろうと評価は変わらんでしょ
それどころか地下牢エンドがますます惨たらしくなってアーシャやアマヤ達への風当たりが強くなるだけ
イケおじで良かったとしか…

まああれだけ願い叶えてもらうことに固執してたような民度の国民達が王が封印されたけどこれからはマッチングで願い叶える努力をしましょうって言われて素直に頑張るってなるなんてどうしても思えないんだけど
絶対不満出るし、自分の願いは叶えてもらえた可能性あったはずなのに何してくれてんだって意見が出ないってのはなあ
そして王を排除するきっかけになった少女の手には魔法の杖…

>>78

男女逆転した夫婦だったら多分結末変わってる

それこそ和解から優しい王配によしよしされるエンドだぞ

マグニフィコを悪にしようとすると、側にいたアマヤや国民の責任のなさから逃げられなくなるんで結論として全員ろくでなし。にするしかなくなるんだよな
善悪でわけるタイプの物語じゃないよ

ロサス民の堕落っぷりは置いといても
優しすぎる主人公がマグニフィコには冷酷なのがキャラ崩壊なんよ
優しすぎるってのは悟空がフリーザにお前は何人殺してきたと言いつつエネルギーを与えちゃうようなことをする奴に言うんであって
こいつはさっさと消した方がいいなって判断するマキャベリストの性格じゃないんですよ

>>61

>>72

ディズニーの長編映画第1作目であり世界初のカラー長編アニメーション映画でもある

白雪姫は美しさ故に妬まれてヴィランに殺されそうになった件とか

その台詞言ったキャラはその白雪姫を助けた7人の小人のうちの一人をオマージュ()したキャラだと思うと本当に胸糞悪い

どんな理由があろうと食べ物を粗末にする描写はアカンと思うのん…ボーボボでさえアニメで改変されてたし
そもそもあの時代にアイシングクッキーは贅沢すぎるし恩知らず言われてもしゃーないッスね

クッキーを踏み潰す描写に関してフード理論を展開して論じたコメントに、
「いやフード理論は万能じゃないしアメリカのキリスト教的価値観であれば踏み潰すのも問題ない」
みたいな物凄いレスが付いていたのを見て思わず笑ってしまった覚えがあるわ

自分の努力で願いをかなえるべきと主張する主人公が何の努力もなしでスターに魔法使えるようにしてもらって、ヴィランのはずの王様が努力して魔法使えるようになって平和な国を作るという願いをかなえるという主人公の主張を体現してる時点でどうしようもない
せめて主人公が努力で魔法を使えるようになって王様がスターのチートで魔法使えるようになってないと

>>79

マッチングされた相手がいや自分の願いは自分だけで叶えるつもりだし成果を分けるのも嫌だからって拒否したら非難されそうなんだよね

>>42

それな

継いだ後ならすべての願いが叶う国だろうと正攻法で自由に改革すればいいわけで

>>84

クッキー作った奴がそれを叩きつける→仲間の一人が踏む

だから余計嫌悪がな……こいつら誰も食べ物を大事と思ってないんだってなる

せめて作った本人がやっていれば

せアーシャが自分で努力して願いをかなえるべきと主張するなら最後に努力なしでスターに使えるようにしてもらった魔法は捨てて自分の足で歩いて旅に出るとかなら多少良い感じに見えたかもなあ
自分だけ努力せすにに使えるようになった魔法で好き勝手やってるんじゃない

どっかのスレで『ウィッシュ』のキャラは皆役者でシナリオに振り回さて嘆いていた
ってネタがあったなぁ

悪役すべりの矛先を異国の王子にしたアナ雪って賢かったんだな…

>>84

>>85

そういう意図ではないんだろうけどあの時代に高価なクッキーを粗末にする＝ロサスの暮らしがどれだけ貴重なもので自分たちがどれだけ恵まれてるのか自覚がないって風にも見えるな

そしてクッキーを粗末にしたように、王様のことも粗末に扱ってると

というかコイツが悪人ならその嫁さんはなんで気づかないのか気づいてたとしてなんで手伝ってたのかなんであっさり裏切るのかっていうかなりヤバい問題点が出てくるんだよな
善人でもノータイム裏切りはヤバい？うんそうだね
ディズニーってそういう愛とか大事にしてたはずなのになあ

>>87

そもそも空を飛びたいって人に飛行機を発明できる人を当てがうっておかしく無い？

飛行機を作るのは発明する人なんだから空を飛びたい願いの人は文字通りただ乗りしてるだけじゃん

それって誰かに魔法で叶えてもらうのと何が違うの？

雰囲気の近い中の人のクリス・パイン氏の年齢が44歳なのでマグニフィコの年齢もおそらくその前後想定として、、ロサスってどう考えても建国から50年も経ってないんだよな。建国当初からの国民もいたろうにあれって……
ところでロサスが建国した時のマグニフィコの年齢って幾つだと思う？
私は願いを捧げる年齢と同じ18歳だと思う

>>83

たぶんグランピー(おこりんぼ)が他の小人達と違って白雪姫にデレデレしてないのを見て今の製作陣が「グランピーは人を容姿で判断しない反ルッキズム→ハンサムは信用しないキャラ」って解釈しちゃったんだろうな

…あのな、可愛い女の子とはいえ不法侵入者を警戒していた常識人だっただけで最後は一番白雪姫と信頼関係を深めていたグランピーを性格も顔も口もドブカスの糞ガキにするんじゃないよ

>>97

プロローグの「there was a young man」から成人した男性であること。

『無礼者たちへ』の「Since the day you were born and the day that we met（意訳　生まれた時から出会ったその時から）」から、質問した若者たちが生まれる前から王が面倒を見ていたと仮定できて、マグニフィコの年齢が40後半から50後半とすると、ロサスは建国して20〜30年程度、多く見積もって40年くらいってところかな。

>>93

あれはエルザの魔法の暴走による被害には触れずにごまかしたからね

被害が出てるところを映像ではっきり描写してたら無理だった

この作品も王様の故郷が滅ぼされてなくて世界全体が平和なメルヘン世界ならましだったんだけど

まぁ封印エンドじゃなくて牢屋でしばらく反省しなさいエンドだったら個々までとやかく言われることも無かったと思うわ
封印するにしても魔法の力だけとかにしとけば十分だったのに

>>96

そこは危険な実験にも付き合うとか？命かけてまで協力するのかは置いといて

ただピーター・パンのように滑らかに飛ぶの期待してたら機械じゃどうしようもないし納得できなさそう&一生歩けなくなる大事故にもなりかねない案件を夢と希望でキラキラみたいに誤魔化してる欺瞞がなあ

ちなみに飛行機の設計図を残したダヴィンチが15世紀、ライト兄弟が1903年…お察しだわな

>>96

空が飛びたい金持ちと発明大好きで金も名誉もいらんって庶民をマッチさせたらワンチャンうまくいくかもね

生活を保証するから飛行機作れみたいなwin-winにしないと片方がただのりになっちゃうし

家族と復縁したい人の願いはどうするだろうね、相手が別の人と結婚してたら解決手段が思いつかない

もしアーシャが無差別に国民の願いを叶えまくったら絶対に社会の軋轢が酷くなるし、
かと言って日和った挙句に選抜制にしたらお前どの面でマグ王を追い落としたのってなるし、
そもそもアーシャの力でマグ王も救済すれば丸かったんじゃねと言う話にもなって、
仮にマグ王が不快だったと言おうものなら国民も不快だったら消すの？って言われるし

何と言うかもう全ての要素が絶妙にカチ合ってツッコミどころが無限に湧いてくるから詰んでいる
これらを難癖扱いしてフォローに走ったところでほぼ確実にボロが出る構造なのがまた酷い

>>38

なんというかそういう「主人公だけが真実に気がついてる」って目覚めた人が好きそうなフレーズだけどそういうのって本当に上手い人が書かないとアルミホイル被った陰謀論者の主人公になりがちだと思うんだよね…

>>104

本来願いのそういった面も見せるべきなんだよね善良に見える夢でも何でもかんでも叶えたらまずいなんていくらでも擦られてきた話なのに

叶えてはまずいや困難な願いを持ち続ける苦しさを提示した上でだからといって王に預けて任せることも良くないよねって学んだ上で妥協点を探すべきだった

こんなこと言うとマグ王傷付くかもしれないけどよ、まともな人間からしたら「あなたの願いを叶えてあげますお代は感謝の気持ちだけです」って言う魔法使いなんてもう人間の真似事している悪魔にしか見えないのよ
それになんの疑いもなく飛び付く時点で人間としてアレだしその国民を「いい人」とのたまう時点でアーシャも愚か者なんだ

ロサスってまずそもそもが島国だし、移民の大半は願いを叶えられるからやってきた金持ち集団なんじゃねえかな。と
航路なんて現代ですらそう簡単に使えるものでもないし、困窮者がロサスに行くには密航者になるか海賊になるしかないのでは？
どう考えても「いい人」が集まっていたとはおもえん

>>98

そもそもウィッシュと白雪姫ってどこにも共通点なくない？ガワだけオマージュされても不快よね

アーシャがあの世界にいたとしたら王子どころか魔女にも一切相手されなそう

七人の小人とも喧嘩ばっかしてそうだし

白雪姫がロサスにいた場合、強引におねだりしたり不満撒き散らしたりしないので恒久の平和が訪れる（笑）

アマヤが美貌に嫉妬したり、アホガキが「美人はクソ！！」とか騒いだりしない限りは

>>107

周辺国の王侯貴族は絶対マグ王を魔王か何かだと思っているよ

まあモノホンの星の悪魔がやってくるんですけどね

マグ王は性格が悪く禁書堕ち後が本性だ論があるけど、正直あの立地で国繁栄させる政治的手腕考えると清廉潔白なわけなくて、それなりの底意地の悪さがあって当然だと思う。
むしろないとやって行けないだろうし。

そもそも「誰もがスター」を掲げるのであればヴィランとの決着は打倒じゃなくて相互理解だろ
ウィッシュに必要なのは異なる立場の相手に対する対話・歩み寄り・住み分け・共存であって封印ではないはず
どれだけ願いを叶える権利は平等とかみんなの願いは尊いとか主張したところで
唯一無二の真実を掲げて敵性存在を排斥してたら全部台無しだよ

ウィッシュはよくアーシャの正統性やマグニフィコ王のヴィラン性なんかにツッコミ入ってるけど
設定を重視する見方してないからいくら設定の整合性が取れてようが結末が変わらない限り個人的な評価は変わらない思う

理不尽によって全てを失い、一番の願いを諦めたけど自分の努力で凄い魔法使いになって誰もが平等に安心して暮らせる国を作った人を貶めてその国で父が早逝した以外は苦労も無く成長して自分の願いすらまだない少女のところに都合よく星がやってくるストーリーって普通誰でも失敗って分かるだろうに
ヴィランに裏があった訳でもないのがまた

トップが夢を叶えるシステムがダメとか夢を他人が叶えるのがダメとか言い出すとアーシャとスターに全部突き刺さるという詰み

頭お花畑のくせに敵認定した存在の排除には全力っていう一番タチの悪いタイプなんだよアーシャ
言っちゃ悪いけどキャラ付けが「立ち位置的には味方だけどしょうもない言動で主人公の足を引っ張る脇役」みたいな奴

>>113

なんかさ、wishのテーマが「叶わない願いでも口に出せばみんな助けてくれる」な訳じゃん。

元の素敵な王様に戻したいって願いをかけた人間が誰もいないの。それこそどうなの？ってなる

普通は「王はもう元に戻らない」は逆転フラグじゃん。そこでもテーマ台無しにしていくのほんとダメだと思う

>>113

誰もがスター！ただしマグ王テメーはダメだ

わかりやすく言えばこうだからな

「願い」についてちゃんと考えてたのマグニフィコだけに思えてきた。

願いが容易く壊されることを知っているから守る。
善の願いと悪の願いがあることを知っているから精査する。
願いが心の一部であることを知っているから壊すことで本人にダメージを与える。

基本マグニフィコの正義基準で行われているからそれを自分勝手と断ずる主人公側の言い分は分かるけど、主人公側も願いに対して自分勝手な論を展開するからスッキリしない。

>>61

実際話通じないんだよなアーシャ、話が長くなるからテレグラフで

x.gd

ちなみにモブロサス国民の発言も酷いからね

【日本語】「酷いやつだったよな」「王がいなくなって心軽やか」

【字幕】「we never needed Magnifico」（意訳:あいついらなかったな）「Magnifico Schmagnifico 」（意訳:マグニフィコなんて大したことない/どうでもいい/取るに足りない/価値がない）

Sch〜のやつはどういうニュアンスで言ったのかわからないから複数挙げたわすまん

>>118

アーシャが「あなたなんかスターにふさわしくない（you don’t deserve star ）」って言ってたけどさ、マグニフィコがスターを杖に閉じ込めたセリフとはいえ、お前はスターじゃないって言ってるように感じて辛いわ

正直願いを叶えてくれるのが魔法使いの王様じゃなくて人格のない魔法のツボとかでもストーリーとしては成立してるんだよね
便利で素晴らしいものだと思ってたアイテムが実は……みたいな流れでもよかったのに

そもそも友達が私は特に叶えて欲しい願いとかないから100円拾えますようにレベルのしょーもない願いでお茶を濁すわって言ってなかった？

>>122

ディズニーじゃなきゃそれでよかったんだけどこれディズニー映画だからね、キャラクター商法してなんぼだから仕方ない

それにしたって人間じゃなくてもいいしなんなら妖精とかにしたらこんなに荒れなかったかもね、上手いこと調整しないと人間が好き勝手使った挙句叛逆してきたから封印っていう人間至上主義が見える感じになっちゃうけど

多分マグニフィコ王からしたら、本気で車が欲しいと願ってるなら頑張って働いて買うだろうし
私に捧げる程度の願いなら宝くじ当たったらいい車でも買おうかなーレベルの願いなんだろうって判断だったんじゃないかな

城の騎士になりたいとか別に環境とかの困難によって阻まれてないもんなアレ……
本人が怠惰だからなれないだけで

>>113

決着がマグニフィコ王とアーシャの和解だったらこんなに叩かれなかっただろうな

>>122

プロローグからして古今東西で擦り倒されてる「願望器」と「強欲な人」の構図なんだよね

痛い目を見たのが何故か「願望器」側だが……

「叶えられない願いは返せばいい。それが危険ならその時にまた止めればいい」っていうアーシャがマグニフィコに言った主張も結局のとこマグニフィコに余計なリスクを背負わせたうえにその事後処理は丸投げしてそれにかかる苦労はお前が背負えって言ってるだけなのが酷い

>>132

しかもこれ弟子最終面接で言ってるんだよな。

マグニフィコ王を手伝う気が全くない。

願いの間に入る前に「お手伝いをさせてください」と言ったくせにこの言い草。

シンプルに和解ルートで良かったよなぁ
和解ってことはお互いの歩み寄りでもあるからアーシャの成長も一緒に描けるだろうし

マグニフィコ全否定するくせにマグニフィコの魔法でできたロサスの恩恵はしっかり享受しようとする神経が1番気に食わない。納得できないなら出てけよ。どいつもこいつも他責思考で被害者面、無責任のダブスタ野郎ばっかだから本当ムカつく

>>119

裏話的に実はとかが多すぎるんだよこの映画、ただ作中で伝えるだけの手腕ないだけじゃんってなる

アーシャも実は父の病気が治りますようにって願い持ってたけど18なる前に亡くなったから永遠に叶わない王と同じで夢に敗れた少女みたいな対比の設定もあるらしいけど全部薄っぺらいというか

みんなの願いが叶いますようにってのもただ耳触り良く優しすぎるって思わせたい魂胆が透けてるし

願いがテーマで自分のどうしても叶えたい夢すら持ってない主人公って駄目でしょ

マグニフィコが大切な国を守るため手段を選ばず闇に堕ちるっていうファンタジー的な悪役なのに対して
アーシャ含むロサス国民は「自分の心の醜さに１ミリも気づいていない現実にもいそうなゲスい奴ら」って感じだから嫌悪感が半端ない

>>136

父の病気が治りますようにって願いが叶わなかったなんてバックボーンがあるなら、今度は親友の足が治りますようにって願ってやれよ…

マッチング形式にしたところで「邪悪な願いを持った人間が出てきたらどうするの？」っていうのは何も解決してないんだよな
願いを受け入れれば大変なことになるし、拒絶すればマグニフィコとやってることが同じになるしで詰んでる

>>139

ロサス国民はそんな邪悪な願いを持つような人は王以外にはいなくてみんな純粋無垢らしいよ

スゴイネー

>>139

マッチングの問題は「病気を治して」も「王国の騎士になりたい」も叶わない事なんだよな

治せる医者が居なけりゃ治せないしもし居てもタダで治すなら医者側にメリットがない、王国騎士も雇う雇わないは王が決める事だから相手が却下したらどうしようもない

前者はマグ王なら治せたかもしれないタイプ、後者は本人が変わるしかないタイプで両方悪意は無い

その上で作中で出てきた願いなのにスルーされてる

>>85

パンを踏んだ娘とかさぁ……

外人からの評価も悪いのは
ロサス民に対して「俺らもここまで恩知らずな民じゃねえよ」って憤りだしな
マグニフィコに対する同情票が作品の評価と人気を下げてる

良い人かと思ったら悪者でした。
悪者は人々に嘘をついて預かった願いを隠し持っていました。
主人公がそれに気づいて奮闘します。
邪悪な悪者を倒して万々歳。
奪われた願いが戻ったからこれでみんな願いを叶えられるよね。
という、骨組みだけ見ればわりとありきたりな展開だし、なんか悪評があるからこそ記憶に残らない一作品にならずに済んだ気がする。

>>145

まあ夢に対して熱量やすれ違いがあったら最初は上手くいくように見えてってありえるもんな

この二人もいつか意見の相違で仲違いしてた気はするけど少なくとも始まりは才能認めて同じ夢持ってたのは確かだし

アーシャ側の主張を頑張って擁護しようとしても、努力を放棄して願いを叶えるために移民して来た奴らは一般的には「いい人」の部類にならねえよ！ってツッコミから逃れられないの、どうしようもない

> アーシャも実は父の病気が治りますようにって願い持ってたけど

それは本編内でも言ってたよ。あっさりしてたからクッソわかりづらいけど

>>136

ワイ、王の唯一悪い点って「叶えられない願いがある」のを言わなかったことだと思ってたんだが

ダリアがサバの100歳の誕生日での願いの儀式でショックを受けていたときに「“If the king chose Sania, he must have his reasons, right?” she reminded herself. “The king knows best whose wish to grant. And whose wish to deny. ”」て言ってたんだが、これ王が叶えられない願いがあるって知ってたってこと？他媒体読むとこういうセリフ多いから困惑するんだが

>>105

せめてアーシャだけが王に安易に願いを捧げる国民に疑問を持っていて「みんな叶えて欲しい願いを捧げているけどこんなの間違っている…みんな自分の力で頑張ることを放棄してる…ねえ王様、本当は王様もこんな事望んでなかったんじゃないの？そうでしょ？」って面接のシーンで言っていたらロサスの未来は変わったかもしれない

>>150

ここで事実を認めず頑な王様を前にしても、諦めずに訴え続けることで和解する話だったら良かったのに。

>>149

マグニフィコ王によって悪しき願いと心を取り除かれたことで善人になってた悪党が、悪の願いと心を戻されそれを叶えられたことで再び悪人に戻ってその結果アーシャに倒されるみたいなことになるかもってことか…

いや邪悪すぎでしょ

国民をロサスに閉じ込めて外の情報一切与えないとかにしたら文句なしのヴィランになる
なに観光大国にして自由に往来させてるんだ

というか「いつから悪だったか」が人によって解釈別れてるの悪役としてどうなんだ？
アーシャ擁護派は最初から邪悪派だし、マグニフィコ擁護派は禁書堕ちから悪になった派だし

>>155

最初から邪悪派というより国民に煽られながら封印（何もできない実質死亡扱い）されたんだから悪事を働いてたんだろうって認識で見終わってから内容を振り返らなかった層（悪い事ではない）なんだと思う

最初から悪だとしたら建国前から王妃が傍観してた事や願い周りの情報を選考基準以外全て開示されてる状況でアーシャが熱心に勧誘活動するわけないだろって矛盾が出てくるんだけど

「愛してた王妃にすら捨てられたんだからきっと悪い奴だったんだろうなあ」で本人の中で視聴体験が完結した感じ

>>135

ロサス民の気質が異常に生々しくて嫌悪感が増すのん

ジョジョの「自覚のない最もドス黒い悪」というセリフが合いすぎて…

まっアーシャが焚き付けなければ民もマグもアマヤも平穏だったんスけどね

「私が人類を救済する」っていう独善的な悪役はちびっ子向け映画にも山のように出てくるけど当の悪役本人があまりに人間的すぎるし国民達ももう一生願い預けたまま家畜になってくれって思うくらい醜悪だからヴィランとしてイマイチなんだ

もっとサイモンみたいな無気力な国民だらけだったらヴィランとして説得力が増すんだけどね

>>158

そもそも皮肉や逆張りじゃなくてヴィラン性に乏しい
日本での扱いももう一つの正義だったし
マグニフィコが模範的善人と描かれてたとは言わないが
彼にも理がある、理想や善の心は持ってるという描かれ方だったし
ダークヒーロー的な敵だった、広義の意味じゃヴィランではあるものの

ダークヒーローっていうのもなんか違うんだよなあ悪いと分かってて自分の正義の為に突っ走った訳でも一般常識とズレがあって結果良いと思った事が悪かった訳ともちょっと違うし
マグ王に間違いは確かにあったんだけど善意がありすぎたのと国民を善良だと持ち上げまくる割に視聴者目線だとどうしても嫌な部分が目に付く歪さがなあ
王が願いを預かることで自分で夢を追いかける素晴らしさを奪ってしまったとか問答が足りなさすぎて何のための願いがテーマだったのかって虚無

少なくとも倒されてザマァにはならないからなぁマグ王
大甘に負けても悲しき悪役がいいところだしその悲しさに釣り合う悪行も為してないから悲惨な末路が理不尽にしか映らん

とりあえずカツドー家さん達がどういう思想で動いてるのかは理解出来たわ
誰も共感してないし数字は正直ですけどね？
しかしディズニー側がいくら猛省しても「ポリは関係ない！！」の一点張りで聞く耳を持たないんだろうなあ…

ヴィランって信念や美学、有能さはあれど「私利私欲のために意図して他人を傷つける」からヴィランとして扱われるのであって、あくまで当初の行動原理が「善意」であり目的が他者救済であったこと、その結果確かに救われる人がいる以上、もう一つの正義にしか見えなくなるんだよな
禁書後は間違いなくヴィランだが

>>165

禁書開けたのだって国民に隠し事をしたまま便利に使おうとしたら上手く伝わらなくてそれにマグニフィコが一方的に怒ったからだから

本来は善人だったけどちょっとした機会一つでヴィランに堕ちるくらいにマグニフィコは既に歪んでいたんだと思うわ

禁書後の行動もあれが王の本性って言うには禁書のせい感が強すぎるしぎりぎりの精神状態の人が折れてしまった感があるし
アーシャがあの国基準で犯罪犯してるけど悪いことだけどそうするしかなかった必死さや悪いことだという自覚もなく愚痴ってるの見ただけで王の本性は極悪って断定するのも共感できんて

>>166

善良な人間が歪むのって、基本的にストレスに晒され続けた結果だと思うんだがそこもヴィランっぽく見えない要因だろうな

ストレスに晒された人間が攻撃的になるのは当たり前なのに、それを悪って言うのはまずいだろ。という

アーシャ目線で言えばマグニフィコは「嘘つきで傲慢で危険な悪の魔法使い」で間違いはないんだけど、嘘をついていた理由が国の利益のためで、傲慢な理由は王様として国を守り国を回す責任からくるものだろうし、危険もアーシャと星が掻き回しまくったからで。
そして常にギリギリの人間の背中を押して、崖から突き落とした張本人が「こいつは悪者なんです！」て喧伝してるわけで。
マグニフィコをヴィランたらしめたのが他ならぬ主人公側だから、ヴィランとしての魅力を語りたくても主人公側がノイズになる。

>>169

国を守った偉大な王なのは事実かつ前提として

傲慢なのは自我が肥大化して自身の正しさ以外を認められなくなってるだけだろう

>>154

せっかく離島設定なんだから人の行き来と情報を制限してる設定にし易いだろうにな

アーシャも観光ガイドなんて立場だから知ろうと思えば外の情報を観光客から得られることになってしまうし

ロサスはみんないい人なんて台詞を言ってもツッコミ入らないのはオーロラ姫レベルに隔離された環境くらい

>>170

ってもアーシャたちの方に認められるような正しさがあったかというと…

>>168

というかそれでヴィラン扱いされるならアーシャ側も余裕でアウトよな

スター使ったか禁書使ったか、それすらも大した差ではないし

そもそも国を背負っている王とワガママ言ってる娘が並べられる訳ないから観客が納得しないのは当然のことなんだ

あと皆言ってるけど動植物が知能持って喋りだしたのヤバすぎないか

これから何食って生きてくつもりだよ…クッキー？

>>158

まあそういう意見だらけになるってことはそのヴィランとしての魅力が観た人にあまり伝わらなかったということなんで…

国民と主人公の方へのツッコミどころが多くて王のヴィランさが霞むんよ

>>173

もうちょっと悪用しづらい願いだったら別だろうけど「若者の心を動かす」というのは普通に危険視されて仕方のない願いじゃないか

まどマギの杏子の例があるように、本人の善性や善意と関係ない所で惨劇を引き起こしかねない

願いに禁忌を設けるのはアラジンのジンだってしてるし、為政者という立場上からも正しいあり方というか危険性がある願いを外すのは仕方がない

>>173

話の導入としてはこの場面の対立はすごく良くできていたと思う。

願いは大切と謳いながら、その願いを管理し選別する傲慢な王様とそれは良くないことだと提言する主人公。

問題なのはこの対立を解決しないまま物語が終わったこと。

>>168

モラハラの手口のひとつなんだよね

被害者にストレスを与えて不安定になったり怒りを表した所で、加害者の方が被害者アピールしたり、第三者にこいつは悪人だとアピールして味方に付ける

>>174

願いを叶えようとすることを上から押さえつけるどころかロサスは平和で裕福ってだけでも自力で願いを叶えやすい夢の国で、それを作ったのがマグ王だからなあ

まず戦争とか盗賊の襲撃とかで略奪暴行放火拉致殺.害諸々の被害を受けたり、民衆は食うだけで精一杯で、音楽家になりたとか家業以外の職業に就きたいそのために勉強したいなんて金も余裕もなかったりするのが中世だし

リアル中世事情を別にしてもマグ王の過去から盗賊に襲われて孤児になる子供がいるような世界観ではあるし

マグニフィコは「叶わない願いを持っているのは辛いからその憂いを取りはらう」「善良で国に利益なる願いなら叶える」
アーシャは「叶えない願いはみんなの元へ返して欲しい」「みんなが自分の意思で願いが叶えるようにしたい」
という考え方で、どちらも自分勝手なんだよな。
どちらも自分の考えで、他人の考えを無視している。
なのに方や全てを没収されて幽閉という罰を受け、方や魔法を与えられて賞賛されるというラストを迎えたから納得しづらい。

>>175

>そもそも国を背負っている王とワガママ言ってる娘が並べられる訳ないから観客が納得しないのは当然のことなんだ

このストーリーなら従来通りにプリンセスにするか、アーシャの友人や恋人にプリンスプリンセスを配置した方が適してそう

それか放浪の吟遊詩人や道化師、義賊的な盗賊といった王から恩恵を受けてないアウトロー的な存在か

アーシャだと今までロサスの平和と裕福を満喫して小説版設定だと母子家庭なのに困窮しなかったのも王のおかげだから恩知らずにもなるし

>>174

それならそれで王に預けることなんてしない私は例え上手くいかなくて苦しくても叶わないかしれなくても自分で夢を持ち続けて自分で叶えたいってきっぱり明言でもすればまだ共感できるけどこの映画結局こういう夢持ってるんですって口に出せば誰かが手助けしてくれるって他力ありきの思想なのがね願いテーマだとノイズ

現実手を貸してもらうことは良いし、表に出すことでチャンスが舞い込んでくること自体は肯定するけど自分一人で頑張ってる人に報われてほしいし特に物語なら

まず願いの儀式は
マグニフィコ
目的「叶えられなくて苦しい願いを忘れさせてあげる」
おまけ「善良な願いを叶えてあげる」
国民　
目的「願いを叶えてくれる」
副作用「願いを忘れる」
っていう認識のズレがあるんだよな
ここがごっちゃになってるせいでレスバしてるのに噛み合ってない

>>177

サバの願いを叶えなかった理由についてはちゃんと説明してるよなマグ王

それに中世なら多少過敏でも政治活動に繋がりかねない芽をトップが摘んでても何ら不思議ではない

某NHKアニメみたいに拷問やら処刑やら徹底的に罰したりする訳でもなし、それどころかアーシャ一家やロサス民を貧富の差から救ってたんやろ？

天秤にかけるまでもないというか…

まっ活動さん達にとってはそれが地雷要素だったんだろうけどね

>>185

だから願いは年に十数回とか叶うチャンスがない、捧げたら忘却することは情報公開されてるんだから本人も納得して、「奇跡でも起きなければ叶わない願い」を選んで捧げるべきだし、民衆はそうできるだけの状況にある

人間の願いはひとつじゃないんだから、例えば家業は鍛冶屋だけど服飾関係に進みたいとか芸術や学術的な趣味をもっと探求したいとかロサスの平和と裕福によって自力で叶えられそうな願いだったら捧げずに自力で叶えればいい

その「自力で職業や自己実現的な願いを叶える」基盤がロサスは平和と裕福によって整ってるんだから

「マグニフィコが願いを叶えてくれるから願いも叶うし（叶えてもらえないと叶わない？）」なんて規制は、もっと多くの人を対象にPSYCHO-PASSのシビュラシステムみたいにマグニフィコ王認定芸術家制度作ったり王に願いを叶えてもらった人が優先的にその職業に就くから自力で努力して勉強や技術習得しても空きがないみたいにしないと

>>187

実際中世ヨーロッパにおける吟遊詩人ってのは時にスポンサーを持ち上げる歌を、時にスポンサーの敵を貶める歌を作って民衆に宣伝する工作員的な役割もあったからね

それに宗教的にも音楽による高揚感は利用しやすいツールだったけど、ロサスの近くのイベリア半島はまさにその宗教戦争レコンキスタ真っ最中だったりする

アーシャなんて国家転覆目論むぐらいには攻撃的かつ暴力的だからな
マグニフィコがどーたらいうならアーシャの方がさらに酷くて
マグニフィコが防衛側になる

同情できる悪役にするにしても善の面と同情の余地がデカすぎていやそこまでされるのはやりすぎだろ…になってしまう
アーシャが王も含めて全てを救ってくれたらもう少し印象良かったのに

マグニフィコ王の問題って「封印される程か」って問題が枕詞につくから詰んでるんだよな
作中で封印エンドかましたせいでその結末と見合う悪行を求められてるのに作中で提示されてないんだもの
しかもゴーテルに手を伸ばしたラプンツェルみたいな完全には見捨てられていないみたいな描写も全くないし

>>192

せめて王妃が真実の愛で救ってくれたらなー

あんな胸糞の悪い仕打ちと「ルックス良いやつはロクなもんじゃない」とか園児以下の理屈でまとめられるとは誰も思わないじゃん？

多様性言うならもうちょっと優しさ見せて欲しかった
敵と認識した相手は徹底的に踏みつけて相手の事情を知ろうとしたり許したりみたいなの全然ないのってどうなんだ

王妃は存在そのものがノイズだからいらねえよ
逆に王妃が死んでたらマグニフィコを暴走させたり人間不信とか精神の均衡を失ってるキャラって
説得力持たせてヴィランにできたんじゃね？

封印エンドにしても「その中でちょっと反省しなさい」くらいのノリで
「王様が狂乱したのは多分私たちにも原因があるし私たちも変わらないと！」くらい言うんならまだわかるけど
ドヤ顔地下牢送り宣告に、恩知らずってレベルじゃねーぞって感じの暴言で馬鹿にするとか
このクソみてえなオチを良かれと思った採用した奴がディズニーにいるんだな…ってなる

ヴィランとして魅力的に「なりそうだった」であって作品のせいでヴィランとしてなんか半端な状態のキャラになったから
ヴィランとして純粋に魅力的と言える状態かは疑わしい

多様性を連呼してる奴が一番の排他的思考というのは前から言われてるし
映画のラスト見てもそれは明らかだ
どこが白雪姫のオマージュだよむしろ冒涜ヤンケしばくヤンケ

悪意じゃなくて別の形の正義で動いてたわけだしディズニーではあまりない和解エンドを期待してたんだけどなあ…

サバの願いなんか歌って純粋で素敵なものを禁止するなんてってノリと星に願いをに繋げるためだけに決まった感があるけど歴史的にどれだけ禁止されてきたのか知ってると妥当ってなっちゃうし
中世どころかほぼ現代でも思想や表現の仕方、政府の考え方によっていくらでも制限かけられるものなんだよな